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三次市布野町は広島県の北部国道５４号沿いで、島根県境に接し南北１９Ｋｍ、山林が９０％を越え、人口１７００人弱。県境には赤名峠があり、歌聖と呼ばれた柿本人麻呂や毛利、尼子の軍勢も幾度と無く峠を越え、幕末の長州征伐の軍勢も通過している。

【主な峠越えの人たち】

伊能忠敬・丹羽文雄・種田山頭火・小泉八雲・田山花袋・斉藤茂吉・土屋文明・平福百穂＆中村憲吉

憲吉誕生の明治２２年（１８８９）１月２５日、当時は、広島県三次郡上布野村でしたが。その年の４月に明治の合併で双三郡布野村に変わりました。年月を経て平成１６年の市町村合併で、三次市布野町となっています。